2010年07月13日
「琉」の行方
本日7月12日 水無月 朔日
イースター島やタヒチなど南太平洋で皆既日食がありました。
Heart of Earth cafeでも、山田周生さん、ムラン・ザビエさんをゲストにお招きし、
「Transition for the Future 2010」~イースター島皆既日食の前日に地球の未来を考える~
というイベントを昨日行いました。
http://ameblo.jp/heartofearth256/entry-10586411490.html
昨日は参議院選挙もありましたね。(ワールドカップ決勝も)
与党に厳しい状況が予想される中、
全国で唯一民主党が公認・推薦候補を立てなかった(立てられなかった)のが沖縄県です。
その理由は、民主党沖縄県連が、民主党本部の方針に反し、普天間基地の
県外・国外移設を主張しているからに他なりません。
そしてそれは民主党に限らず、沖縄県議会が5月28日に出された日米共同声明の
見直しを全会一致で決議(7月9日 2名は途中退席)
http://www.okinawatimes.co.jp/article/20100709_7923/
しているように、沖縄県民全体の総意に限りなく近づいている感があります。
まあ、少なくとも表向きは、という留保付きですが。
今回沖縄地方区で当選した島尻安伊子さん(自民公認、公明沖縄県本部支持)も、
自民党本部の方針とは違って明確に辺野古移設反対を主張しており、
その選対委員長を務めたのが仲井間県知事です。
菅首相は普天間問題をクリアしたというコメントを残していますが、
今後様々な紆余曲折が予想されますし、
政府の方針通りに事が運ぶのは難しそうです。
今回の選挙結果によって衆議院と参議院のねじれ云々が言われています。
しかし、沖縄と中央との関係は既にねじれが顕在化しており、
恐らくこの状況は一層大きいものとなるでしょう。
そしてそれは、1609年の薩摩侵攻に始まり、1879年の琉球処分、
そして沖縄戦、その後の米軍統治、復帰を巡る密約など、
今まで未解決のまま無意識の底に押し込めて来た様々な怨念、裏切り、操作、利用、差別、蔑視など
の積み重ねが表に浮かび上がって来ている事の現れでもあります。
これらの現象を単に一地方のわがままであると捉えたり、
消費税や他の話題にすり替える事で真の解決を目指さないまま一時しのぎをしようとすると、
更に状況は厳しく、激しく、強固なものになっていくでしょう。
「セルフアイデンティティ・ホオポノポノ」という、ハワイイ伝統の技法を現代向けにアレンジした癒
しの技法があります。国連を始め世界中を講演して回っているヒューレン博士は、「あなたの人生に起
こっている事に対して100%の責任を持ちなさい」と述べています。
以下、「けーし風」(沖縄で発行されているミニコミ誌)に掲載された原稿から転載します。
「100%の責任」
4月から北谷町砂辺公民館をお借りして「ユイマール塾」という、地元の小中学生
向けの塾を開いている。砂辺区は嘉手納基地に隣接し、爆音被害が最も激しい地域の
一つで、最近ではいわゆる「基地外基地」の建設が新たな問題を引き起こしている。
沖縄が「基地と開発」という日本社会の矛盾を押し付けられているとするならば、
この砂辺は沖縄においてとりわけその役割を担わされている地域と言えるだろう。
私の妻の実家は隣の宮城区にあり、一歳十か月の娘は爆音に対していつしか耳を塞
ぐようになった。授業中にお互いの声が聞き取れない。
公民館の中に入ると壁に大きく砂辺区の地図があり赤い区画が目立つ。
爆音に耐えかね移住を余儀無くされた方々の元居住地だ。
塾生に騒音の事を尋ねると「うるさいけれどもう慣れた」という声。
「何を言っても変わらない」という一種の諦めと同時に、こうした環境の中、
たくましく生きる子どもたちの姿がここにある。
「ホオポノポノ」という、ハワイイ伝統の技法を現代向けにアレンジした癒しの技法がある。
国連を始め世界中を講演して回っているヒューレン博士は、
「あなたの人生に起こっている事に対して100%の責任を持ちなさい」と述べている。
確かに爆音の直接的原因は米軍基地の存在であるし、
それを押し付けている日本政府の「責任」である。
それに追随する県政や経済界など、責めを負うべき人々は多い。
しかし、そのような世の中を作り上げて来たのも(広い意味で)私たち自身ではないだろうか。
「汝の敵を愛しなさい」とは有名なイエスの言葉である。
本当の「敵」は私たちの外側ではなく内側に存在するものであり、その内側にある「敵」を愛し、許し
ていく事が「100%の責任を引き受けることだ」とレン博士は言う。
先日娘と一緒に砂辺区馬場公園へ遊びに出かけた。
最近建ったばかりの「基地外基地」が目の前に聳える。
米兵の娘であろう、黒人の女の子が転んで腕を擦りむき泣いている。
その子を慰めている私の頭上をF15の爆音がつんざく。
これが世界の姿だ。
泣いているのは、全ての子どもであり、かつて子どもであった私たち自身の心である。
「この世で起こる全ての問題の原因は過去から引き継がれた記憶であり、
それらをクリーニングする事で問題は解決に向かう。」とレン博士。
その為には「ごめんなさい」、「許して下さい」、「ありがとう」、「愛しています」
とただ口に出せば良い。
異論も多くあろう。
様々な苦難、今尚続く被害を考えると「ただの戯言」と決めつけることも出来よう。
しかし、時代は思ったよりダイナミックに動いているようだ。
私たちには選択の自由がある。
閉塞感漂う世の中に不平を抱き、唾を吐きながら「責任を引き受けずに」生き続けるか、
「諦め」や「憎しみ」、「怒り」が蔓延するこの世界にあって尚、夢を抱き、
自分たちの最高の未来を思い描いて生きて行く決心をするのか。
蒔かれた種はやがて芽を出し、根を張っていく。
その生命力こそがこの世の希望だ。
私もまたこの世に生まれ、今ここに存在する「責任」を引き受けて行こうと思う。
光の方へ。
いつも元気に走り回っている生徒たち、ありがとう。
あなた方の存在に感謝します。
雨が上がったら、一緒に虹を見に行こうぜ!
=======
民主党沖縄県連代表の喜納昌吉さんは比例区から出馬しましたが残念ながら落選しました。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100712k0000e010080000c.html
昨年の9月21日の国際平和デーに合わせ、セレブレーション・アースというイベントが行われました。
http://celebrationearth.ning.com/
その御縁もあり、喜納昌吉さんの応援をしていたのですが、残念な結果となりました。
しかし、天の岩戸の神話を持ち出すまでもなく、夜が来たら必ず朝がやって来ます。
「一つの波が去ったとしても、次の波は必ずやってくる」とはザビエさんの言葉。
今日、カフェ最初のお客さんは、
もうすぐ一歳になる男の子を連れたお母さんとおばあちゃん三人。
男の子の名前は「琉」君。
生まれたのは何と、去年の7月22日。
奄美地方で皆既日食が見られた日です。
沖縄では部分日食でしたが、お天気も良く、自分達は自宅の庭で見ました。
「琉球」の行方、「龍」の、「竜」の行方、それはこのもうすぐ一歳になる琉君の未来。
琉君の凛々しい顔を見ていると、「未来」が「大丈夫!」と声をかけてくれたように感じました。
もちろん、その最高の未来を選ぶのは私達です。
昌吉さんの敗戦の弁が午前4時半頃、ラパヌイ(イースター島)での皆既日食が午前5時11分頃から、更
に同時刻にワールドカップの決勝戦。
そのカードは、南アフリカの植民地政策に関係の深いオランダと、
今回皆既日食が見られた南米を長い間支配し、言葉と文化を奪いとったスペイン。
あらゆるイタミを昇華し、次のステージに向かう時期が来ているのかもしれません。
この世の中に生きている事は、実はびっくりするほど素晴らしい事。
beatitude=至福
そんな当たり前の、でもなかなか味わえない事実をそろそろ取り戻す時なんでしょうね。
13の月の暦ではもうすぐ年末、そして時間を外した日。
Heart of Earth cafeでも、こんなイベントをします。
http://heartofearthcafe.ti-da.net/e3107936.html
それでは皆さま、心豊かなひと時をお過ごしください。
Heart of Earth
gari基地→吉2014

イースター島やタヒチなど南太平洋で皆既日食がありました。
Heart of Earth cafeでも、山田周生さん、ムラン・ザビエさんをゲストにお招きし、
「Transition for the Future 2010」~イースター島皆既日食の前日に地球の未来を考える~
というイベントを昨日行いました。
http://ameblo.jp/heartofearth256/entry-10586411490.html
昨日は参議院選挙もありましたね。(ワールドカップ決勝も)
与党に厳しい状況が予想される中、
全国で唯一民主党が公認・推薦候補を立てなかった(立てられなかった)のが沖縄県です。
その理由は、民主党沖縄県連が、民主党本部の方針に反し、普天間基地の
県外・国外移設を主張しているからに他なりません。
そしてそれは民主党に限らず、沖縄県議会が5月28日に出された日米共同声明の
見直しを全会一致で決議(7月9日 2名は途中退席)
http://www.okinawatimes.co.jp/article/20100709_7923/
しているように、沖縄県民全体の総意に限りなく近づいている感があります。
まあ、少なくとも表向きは、という留保付きですが。
今回沖縄地方区で当選した島尻安伊子さん(自民公認、公明沖縄県本部支持)も、
自民党本部の方針とは違って明確に辺野古移設反対を主張しており、
その選対委員長を務めたのが仲井間県知事です。
菅首相は普天間問題をクリアしたというコメントを残していますが、
今後様々な紆余曲折が予想されますし、
政府の方針通りに事が運ぶのは難しそうです。
今回の選挙結果によって衆議院と参議院のねじれ云々が言われています。
しかし、沖縄と中央との関係は既にねじれが顕在化しており、
恐らくこの状況は一層大きいものとなるでしょう。
そしてそれは、1609年の薩摩侵攻に始まり、1879年の琉球処分、
そして沖縄戦、その後の米軍統治、復帰を巡る密約など、
今まで未解決のまま無意識の底に押し込めて来た様々な怨念、裏切り、操作、利用、差別、蔑視など
の積み重ねが表に浮かび上がって来ている事の現れでもあります。
これらの現象を単に一地方のわがままであると捉えたり、
消費税や他の話題にすり替える事で真の解決を目指さないまま一時しのぎをしようとすると、
更に状況は厳しく、激しく、強固なものになっていくでしょう。
「セルフアイデンティティ・ホオポノポノ」という、ハワイイ伝統の技法を現代向けにアレンジした癒
しの技法があります。国連を始め世界中を講演して回っているヒューレン博士は、「あなたの人生に起
こっている事に対して100%の責任を持ちなさい」と述べています。
以下、「けーし風」(沖縄で発行されているミニコミ誌)に掲載された原稿から転載します。
「100%の責任」
4月から北谷町砂辺公民館をお借りして「ユイマール塾」という、地元の小中学生
向けの塾を開いている。砂辺区は嘉手納基地に隣接し、爆音被害が最も激しい地域の
一つで、最近ではいわゆる「基地外基地」の建設が新たな問題を引き起こしている。
沖縄が「基地と開発」という日本社会の矛盾を押し付けられているとするならば、
この砂辺は沖縄においてとりわけその役割を担わされている地域と言えるだろう。
私の妻の実家は隣の宮城区にあり、一歳十か月の娘は爆音に対していつしか耳を塞
ぐようになった。授業中にお互いの声が聞き取れない。
公民館の中に入ると壁に大きく砂辺区の地図があり赤い区画が目立つ。
爆音に耐えかね移住を余儀無くされた方々の元居住地だ。
塾生に騒音の事を尋ねると「うるさいけれどもう慣れた」という声。
「何を言っても変わらない」という一種の諦めと同時に、こうした環境の中、
たくましく生きる子どもたちの姿がここにある。
「ホオポノポノ」という、ハワイイ伝統の技法を現代向けにアレンジした癒しの技法がある。
国連を始め世界中を講演して回っているヒューレン博士は、
「あなたの人生に起こっている事に対して100%の責任を持ちなさい」と述べている。
確かに爆音の直接的原因は米軍基地の存在であるし、
それを押し付けている日本政府の「責任」である。
それに追随する県政や経済界など、責めを負うべき人々は多い。
しかし、そのような世の中を作り上げて来たのも(広い意味で)私たち自身ではないだろうか。
「汝の敵を愛しなさい」とは有名なイエスの言葉である。
本当の「敵」は私たちの外側ではなく内側に存在するものであり、その内側にある「敵」を愛し、許し
ていく事が「100%の責任を引き受けることだ」とレン博士は言う。
先日娘と一緒に砂辺区馬場公園へ遊びに出かけた。
最近建ったばかりの「基地外基地」が目の前に聳える。
米兵の娘であろう、黒人の女の子が転んで腕を擦りむき泣いている。
その子を慰めている私の頭上をF15の爆音がつんざく。
これが世界の姿だ。
泣いているのは、全ての子どもであり、かつて子どもであった私たち自身の心である。
「この世で起こる全ての問題の原因は過去から引き継がれた記憶であり、
それらをクリーニングする事で問題は解決に向かう。」とレン博士。
その為には「ごめんなさい」、「許して下さい」、「ありがとう」、「愛しています」
とただ口に出せば良い。
異論も多くあろう。
様々な苦難、今尚続く被害を考えると「ただの戯言」と決めつけることも出来よう。
しかし、時代は思ったよりダイナミックに動いているようだ。
私たちには選択の自由がある。
閉塞感漂う世の中に不平を抱き、唾を吐きながら「責任を引き受けずに」生き続けるか、
「諦め」や「憎しみ」、「怒り」が蔓延するこの世界にあって尚、夢を抱き、
自分たちの最高の未来を思い描いて生きて行く決心をするのか。
蒔かれた種はやがて芽を出し、根を張っていく。
その生命力こそがこの世の希望だ。
私もまたこの世に生まれ、今ここに存在する「責任」を引き受けて行こうと思う。
光の方へ。
いつも元気に走り回っている生徒たち、ありがとう。
あなた方の存在に感謝します。
雨が上がったら、一緒に虹を見に行こうぜ!
=======
民主党沖縄県連代表の喜納昌吉さんは比例区から出馬しましたが残念ながら落選しました。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100712k0000e010080000c.html
昨年の9月21日の国際平和デーに合わせ、セレブレーション・アースというイベントが行われました。
http://celebrationearth.ning.com/
その御縁もあり、喜納昌吉さんの応援をしていたのですが、残念な結果となりました。
しかし、天の岩戸の神話を持ち出すまでもなく、夜が来たら必ず朝がやって来ます。
「一つの波が去ったとしても、次の波は必ずやってくる」とはザビエさんの言葉。
今日、カフェ最初のお客さんは、
もうすぐ一歳になる男の子を連れたお母さんとおばあちゃん三人。
男の子の名前は「琉」君。
生まれたのは何と、去年の7月22日。
奄美地方で皆既日食が見られた日です。
沖縄では部分日食でしたが、お天気も良く、自分達は自宅の庭で見ました。
「琉球」の行方、「龍」の、「竜」の行方、それはこのもうすぐ一歳になる琉君の未来。
琉君の凛々しい顔を見ていると、「未来」が「大丈夫!」と声をかけてくれたように感じました。
もちろん、その最高の未来を選ぶのは私達です。
昌吉さんの敗戦の弁が午前4時半頃、ラパヌイ(イースター島)での皆既日食が午前5時11分頃から、更
に同時刻にワールドカップの決勝戦。
そのカードは、南アフリカの植民地政策に関係の深いオランダと、
今回皆既日食が見られた南米を長い間支配し、言葉と文化を奪いとったスペイン。
あらゆるイタミを昇華し、次のステージに向かう時期が来ているのかもしれません。
この世の中に生きている事は、実はびっくりするほど素晴らしい事。
beatitude=至福
そんな当たり前の、でもなかなか味わえない事実をそろそろ取り戻す時なんでしょうね。
13の月の暦ではもうすぐ年末、そして時間を外した日。
Heart of Earth cafeでも、こんなイベントをします。
http://heartofearthcafe.ti-da.net/e3107936.html
それでは皆さま、心豊かなひと時をお過ごしください。
Heart of Earth
gari基地→吉2014

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この記事へのコメント
スタッフのともみさんとの出会いからheart of earthさんのことを知って、15日に始めておじゃましました。
お店の雰囲気も良くて、料理も体が喜ぶ美味しさで幸せでした!
また食べに行きまーす(^O^☆♪
お店の雰囲気も良くて、料理も体が喜ぶ美味しさで幸せでした!
また食べに行きまーす(^O^☆♪
Posted by なかんだかり やすし at 2010年07月20日 10:21


